atof()

atof()は、数値をあらわすASCII文字列をdouble型の数値に変換します。


  #include <stdlib.h>
  double atof(const char *nptr);
  

nptrには実数に変換する数が含まれるASCII文字列のポインタを指定します。

この関数は引数の文字列のはじめの数値部分をdouble型の実数に変換し、変換された実数値を返します。
文字列のはじめの数値部分とは、文字列の中の数値として解釈できない空白以外の文字の直前までです。 文字列のはじめの部分に数値の文字がない場合には、この関数は0.0を返します。

次の例は、入力された文字列を実数値に変換するプログラムの例です。


    #include <stdio.h>
    #include <math.h>
    
    int main(int argc, char* argv[])
    {
       char buff[BUFSIZ];
       double v;
    
       printf("数値で始まる文字列を入力してください>");
       scanf("%s", buff);
    
       v = atof(buff);
       printf("365 / %lf は=%lf\n", v , 365.0/v);
    
       return 0;
    }
  

関連項目

atoi()

atol()



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