<div>要素は、要素を区分(divide)するときに使います。
一般的には、要素をグループ化したり、一連の要素に同じスタイルを指定したいような場合に使います。
<div>要素は、<article>や<nav> などの意味的要素が適切でない場合に限って使います。
たとえば、次のようにすると最初の<div>の内容は青で描かれ、二番目の<div>の内容は赤で描かれます。
<div style="color: blue;">
<h5>最初の<div>の見出し</h5>
<p>最初の<div>の段落</p>
</div>
<div style="color: red;">
<h5>2番目の<div>の見出し</h5>
<p>2番目の<div>の段落</p>
</div>
これで、ブラウザには次のように表示されます。
最初の<div>の段落
2番目の<div>の段落
<div>要素にスタイルを指定することで、領域を視覚的に明らかにするために使うこともできます。
次の例は、四角形の領域を影付きで明示する例です。
<style>
.box {
width: 15em;
height: 4em;
border: 1px solid black;
box-shadow: 6px 6px 4px gray;
padding: 8px 12px;
}
</style>
<div class="box">
<p><div>の中の段落だよ。</p>
</div>
これはboxというスタイルのクラスをを定義して<div>にboxスタイルを適用した例です。これで、ブラウザには次のように表示されます。
<div>の中の段落だよ。