Math.floor()は、引数で指定された値の小数点以下を切り捨てた整数を返す。
var v = Math.floor(x);
上の式で、引数xの値を超えない最大の整数(値の小数点以下を切り捨てた整数)をvに保存します。
次の例は1~100の範囲の乱数を10個生成してその値とその値の小数点以下を切り捨てた数を出力するコードの例です。
このプログラムでは、1~100の範囲の乱数を生成するためにMath.rundom()で生成した数を100倍してからMath.floor()で小数点以下の数を切り捨てます。
<textarea id="textarea" cols="40" rows="11"></textarea>
<script type="text/javascript">
var s = "";
for (i=0; i<10; i++){
var v = Math.random() * 100 + 1;
s = s + v + "のfloor()=" + Math.floor(v) + "\n";
}
document.getElementById("textarea").value = s;
</script>
これを実行すると次のような結果になります(結果の値は環境によって異なります)